選挙権

選挙で「1票の格差」というと
投票率の高い選挙区の一票の影響力は小さく投票率の低い選挙区の一票の影響力は大きい」
という問題として扱われるが、
「同じ選挙区内で政治・選挙について真摯に考えてる人と政治・選挙について何も考えてない人の1票が同じ価値」
という観点から見ると別の意味で「1票の格差」があった方がいいのかと選挙速報を見ながらふと思った。
「政治・選挙について何も考えてない人」がかかさず投票に行くかといわれると微妙だが、
最近の若い人は選挙とか候補者の雰囲気とかノリ・勢いで気まぐれに投票してしまう傾向が多いように感じる。


選挙権は誰にも与えるのではなく「選挙権を得るための手続きをした人」とか
「選挙権を得るための試験をクリアした人」とかに与えるというのはどうだろう。
もしくは「1票の価値の差をつけるための試験」をするとか。
試験では選挙に関する知識、現在の主な政党についてとか歴代の政治家についてとかを設問にすればよいと思う。


「成人式」でムダに税金を使ってアミューズメントパークで「子供」のごとく騒ぐより
成人式で選挙権を得るための試験とか講義でもやったほうがよっぽど有意義だと思うのだが。